社内不倫からExitした私が不倫について考えてみた
社内不倫からExitした私が不倫について考えてみた
前回、上記の記事を公開したのですが、あまりにも長くなるので不倫で私が後悔していることを割愛しました。
社内不倫からExitしたものの、綺麗さっぱり関係を終わらることができたわけではありません。
不倫によって起きた不都合なこと
旦那に恋愛感情をすべて使い果たしたのか、それともただ単に乙女な心を母親の子宮に置いたまま産まれてしまったのか…。私は不倫相手であった上司に恋愛感情は一つもありませんでした。
しかし、身体を重ね、時間を共にしたことで相手に何等かの感情の変化があったようでした。
どう脚色していいのか分からないので、端的に説明すると上司に告白されました。私としては仕事の話もできて、行きたいおしゃれなレストランに一緒に行けるセフレの感覚だったため、好きだと言われて非常に困りました。正直、あまりの面倒くささにその場から逃げたくなりました。
不倫や浮気は既に本命がいるからこそできることです。世の中には博愛主義の方もいらっしゃるかもしれませんが、そこまで数は多くないと思います。つまり、人の愛情は無限ではなく、特に恋愛感情においては有限と言えると考えています。 すでに相手に本命がいる場合、その人の恋愛感情のほとんどはその本命の方に注がれていて、浮気相手は残り僅かを得るか得ないかの存在です。
このケースはまだマシで、ほとんどの浮気や不倫は既婚者側、もしくは既に彼氏や彼女がいる方は浮気相手に恋愛感情を抱いてません。
食べ物で例えると
本命=白米
浮気/不倫相手=ふりかけ
です。白米があるからこそ、ふりかけが欲しくなるのであって、ふりかけのみ食べたいと思う方の数は多くないのではないでしょうか。
それどころか、もし白米に「もうお前は一緒白米食うな!」と言われれば困りますし、白米を食べようともがくでしょう。
ふりかけは白米になれません。
(私はなにを言ってるんだ)
不倫をしてから初めて理解したのですが、ただのセックス要員と思っていた不倫相手に「好きだ」と言われても困惑するだけです。どう考えても本命にはなれないのに、本命と同じような扱いをしてほしい…と言われてるような気がして、私は変なプレッシャーを感じずにはいれませんでした。
ふりかけを白米みたいに食べろと言われても、そんなこと無理です。そもそも「ふりかけの分際で何?」と非常にめんどくさしか感じない。もし、不倫相手に少しでも恋愛感情を抱いている方がいらっしゃれば、ここで不倫相手の気を引くために試行錯誤をして、どんなアクションを起こしたとしても、このめんどくさいという感情が発生してしまった以上、関係が好転することはありません。
ふりかけは白米になれない。
ふりかけが白米になろうと頑張れば頑張るほど意図に反して、不倫相手や浮気相手の心は離れていきます。例えば、不倫相手だった上司は私の部下の育成に”手助け”という名目で関わろうとしたり、個別ミーティングの後に”その後二人で会いたい”と言われ、それ以降私は以前のように上司を尊敬することすらできなくなりました。
ここまで書いていて、現在不毛な恋愛をしている方は「どこまで自己中心的で利己的なんだ?」と腹が立っているかもしれません。実際その通りです。不倫や浮気をする人は自己中心的で、共感能力がとても低い人間です。
仕事でもそうですが、人間関係では自我と共感能力のバランスがとても重要です。自我がなければ、相手の言いなりになりパワーバランスが崩れ、共感能力がなければ相手の気持ちを察して理解することもできません。不倫や浮気をする人のほとんどは、ばれればパートナーを傷つける行為に関して罪悪感がほとんどありません。自我と共感能力のバランスが崩れ、自我だけが強い人間です。だからこそ、自分のその時の快楽に集中し、これから起こりうるであろうリスクを考慮した行動をとりません。
個人的な見解ですが不倫関係にある二人のパワーバランスは、大体偏っています。そして、どちらか一方が上記のように自我が強く、共感能力に欠けている人間。しかもその人間は相手の心を異常に傷つけます。
人間、誰しも承認欲求があり愛情の返報を望む中、不倫をするような人に共感能力なんてないので、あなたの気持ちを汲み取り、返報することはほとんどありません。だからこそ、不倫関係を続けている独身者は目を外の世界に向けて他の異性と出会うことに集中するべきだと私は思います。例えこれから関係が続いたとしても、どちらか一方の気持ちは報われないですし、そのことに関してこれからも心に傷を負い続ける可能性があまりにも高すぎます。
不倫が根本的にダメな理由は、金銭では到底計り知れない上に解決できない精神的なダメージを自分以外の人間に与えるからではないでしょうか。もちろんこればかりではありませんが、深掘りも今回はここで留めておきます。
たゆ