Bleach White

とある会社でマネージャーとプレイヤーをすることになった、煩悩だけで生きてる人妻。仕事や趣味がメインの備忘録

男友達がビンタを受ける現場を目撃した話

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成人男性が女性からガチビンタを受ける場面に遭遇したことがありますか。

先日、ツイッターでハナイリスさんの下記のツイートを拝見しました。

 

 

この時、私の脳裏に消し去ったはずの悪夢が浮上してきたので、厄払いの意味も込めて記事にします。

 

前提

 

ウエンツ:私の男友達。インターン時代からの腐れ縁。ウエンツ瑛士に似てるので、ウエンツと呼ぶ。イケメンで身長も高いのにビビり。ゴキブリすら殺せない。そのくせすぐに女の子に手を出す。いつも詰めが甘い。

 

紗栄子:ウエンツの当時の彼女。整形前の紗栄子に似てるので紗栄子と呼ぶが、身長は高い。申し訳ないが、気難しくわがまま。女性から見てもオーラや口調がガチで怖い。(でもウエンツのせいだとも私は思っている)

 

ダレノガレ:ウエンツの浮気相手。フランス人形みたいでマジかわいい。しかし、極度のメンヘラ

 

赤羽で飲み歩いていたら、急に携帯が鳴った

当時は今より激務でタクシーで帰宅することが多かったのですが、その月は比較的に暇な月だったので大体8時に帰宅できていた。

夜の7時半ごろに退社し、友達と赤羽で飲み歩こうという話になったので、飲み歩いていたところ、急に電話が鳴った。しかも、ウエンツ!

 

ウエンツと私は、食べ物とお酒の趣味がほぼ一緒なのでお互い暇なときに連絡を取り合う仲なのだが、大体いつもはラインで連絡が来る。

なので、どうして電話なんだろう…と思って出てみると、

 

「ちょ!!!!!たゆ!!!!!今からxxxの俺の家まで来て!!!!」

 

と電話口で叫ばれた(うろ覚えだけどこんな感じ)その時、酔っぱらっていたのと、ゴキブリに遭遇した時ですら大騒ぎしていた彼の過去もあり、どうせマンションのカギでもなくして慌てているんだろうなと思った私は、暇つぶしの気分で奴の家に向かった。

 

 ついたらぶち切れ紗栄子と顔が青ざめてるウエンツと知らない女(ダレノガレ)がいた

この時点で当然ながら、やばい状況に巻き込まれたことに気づいたのだが、時すでに遅し。

私と紗栄子は2回しか面識がなく、しかも軽く挨拶をした程度だ。最初は私が誰か思い出せなかった紗栄子は、私にも牙をむいてきた。そして、その隣に今にも泣きそうなド阿呆ウエンツ。そしてその隣にダレノガレ。

 

ちなみにウエンツがハーフなのと、ダレノガレが西洋人みたいな容姿だったので最初は兄妹かと思い、まさかウエンツがダレノガレと浮気して、ダレノガレがウエンツを追いかけて、ウエンツ宅の前で体育会座りで待っていたなんて思いもよらなかった。

 

すぐさま私が、

 

「え、ウエンツどゆこと?」

 

と口を開いた瞬間、紗栄子

 

「ウエンツ!あんたほかにも浮気相手いたのーーーー!!!!!!!」

 

と叫び始めた。

※ちなみにここまですべて玄関で起きています。

 

そしてその瞬間、紗栄子がウエンツにガチの往復ビンタをした。

 

ここだけの話、私は女性がガチ切れする場面を見るのがこの時が初めてだったため、おしっこ漏らしそうになった。

 

ビンタの最中にも状況を説明しようとしたが、紗栄子は全く聞く耳を持たなかった。

(映画好きな方は、バットマンvsスーパーマンバットマンがスーパーマンの話に耳を傾けず、半殺しにしようとしたシーンを思い浮かべてください)

 

190cm弱のウエンツも紗栄子のフルスイングビンタに軽い脳震盪が起きたのか、ふらついて倒れかけた。

その間、ダレノガレはずっと泣いていて「だってだって…」みたいなことを言っていたと思う。

 

そして帰ろうとしたら、紗栄子にお前もここに残れとキレられた

ウエンツが私を呼んだ理由はご察しの通り、紗栄子の怒り心頭ぶりにビビったからだった。

しかし、浮気で喧嘩に発展しているときにまた女を呼び出したら、怒って当然である。

しかも浮気相手であるダレノガレは「でもでも~」と泣きつつも、ウエンツのそばを離れなかった。

 

ふらついたウエンツを抱きとめて、簡単に状況を説明し、私は蚊帳の外なので…と言い訳をして帰ろう(逃げよう)としたら、紗栄子になぜか「三者面談の監視をしろ」と脅され、結局ウエンツ宅で三者面談のオブザーバーをすることになった。

 

紗栄子の逆襲が始まる

この時、紗栄子はウエンツに

 

①ダレノガレのことは本気なのかただの浮気なのか

②自分と別れる気があるのかどうか

③別れないのであれば、ダレノガレとは完全に縁を切ることを約束して実行しなければ、すぐに別れる

 

と非常に明朗な言い分を伝えていた。

もちろんダレノガレはただの浮気相手なのでウエンツは別れるつもりも全くないし、ダレノガレとのことはただの浮気だと断言したが、それを聞いたダレノガレは号泣。

 

しかし、紗栄子がポジションを一歩も譲らないのと彼女の怒り具合に、ウエンツもダレノガレも最終的には何も言えなくなっていた。

ちなみにこの辺りの記憶があいまいになっていたので、一気に総括してしまう形でしか書けない…。

 

で、なぜ私がこれを書いているかというと

別にただビンタ現場に遭遇したことを執筆したかったわけではなく、なんとウエンツが結婚することになったらしく、悪夢再来の可能性に怯えるならネタにしようと思ったから。

 

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相手はもちろん

 

ダレノガレ

 

 

 

 

ではなく、紗栄子

 

たびたび申し訳ないのだが、紗栄子は無関係の私をオブザーバーに勝手に任命したり、私を第二の浮気相手呼ばわりしても謝らない人間です。(ボロカスごめん。しかも倫理観壊れてる私が言えたことじゃない)

 

あの後、紗栄子はウエンツに別れるのかどうかをはっきりさせ、彼に

 

「俺は紗栄子と別れたくない」

 

とはっきり自分の口から言わせてます。

しかし、そのあと

 

「結婚する気がないなら別れる。」

 

と言い始めたとか。

もちろん、別れたくないと言った手前もあるのと、完全に紗栄子に交渉のリードを奪われたウエンツは、

 

①別れるか

②それとも結婚するか

 

の2択しか頭の中にはありませんでした。

しかも、①の選択肢は「俺は別れたくない」と発言した手前、②しか選択肢がないように見えたかもしれない。

 

で、結局二人は婚約して、式の日程が先日決まった。

ちなみに実際に二人の間柄がどうかは本人しか分からないので、外野の私は何も言っていません。

 

ですが、これだけは言わせてください。

 

ウエンツと紗栄子の結婚式には参加したくない。

 (もう招待されたけど…)

 

長文失礼いたしました。

 

たゆ